相続に関する仕事をしているので
父が残してくれたものについて、考えてみました。
父が残してくれたもの
それは
「生きざま」
だっと思います。
私だけでなく、私たち兄弟に
深く、強く刻み込まれていると思います。
その一つが”習慣”です。
実家に帰ると蘇るのは
まず「音」です。
明け方暗いうちから
カタンカタンと玄関ドアのポストに投函される新聞の音
インターネットが無い時代に
うちは全紙を取っていました。
週刊誌もほとんど全部。
父は毎日12時過ぎに帰ってきましたが
朝はゆっくりと熱いお茶を飲みながら
その新聞をめくりながら、一日が始まるのです。
海外出張で2週間くらいいないと、
山積みにたまった新聞を、まずは全部読みました。
大事なところにはマークを入れて
スクラップブックに取っていました。
それをデータ化して、何年分も取っていました。
一時父の会社を手伝っていた時に
父が私のそばを離れると
代議士の人が
「あなたのお父さんは、
どうして同じものを見ても違うものが見えるのか?」
と、聞きました。
私は”動物的なもの”ではないか、と答えました
うちには、新聞やTVに出ない前の、
リークもしょっちゅう入ってきていました。
父と同じくらい優秀な人も世間には
たくさんいました。
父は、長年のデータがあるから。
あと、実際に代議士と話をしているからね。と言いました。
そうなのかな?
真実はわかりませんが
小さいころから父を見ていて、この人は天才だと
子供ながら感じていました。
絶対にまねできない。
でも、そういう人も一日も欠かすことなく努力を積む
ここぞという時の集中力と気迫のすごさ
私には絶対に出てこないパワーです。
私はしょせん、2代目でハングリーにはなれないし
なりたくないな、なんて思ったりもしました。
ただ、認めるのは
努力をし続ける力
というのが天才の能力でもあるということです。
努力
継続
集中
今はいろんな啓発本やセミナーで習う人が多いようですが
私は、その塊のような人が”父”として、
存在していました。
それ以外の「生きざま」も順次書いていきたいと思います。
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