⑧ 自分(被相続人)に何かあってからでは遅い-1
人生には何があるかわかりません。
事故や脳溢血で突然死んでしまうこともあります。
認知症になるかもしれないし、植物人間になる可能性もないとは言えません。
こうなってからでは、自分の思いを伝えることはできません。
自分の思いが残せないだけであれば、まだ良い方です。
高齢者が悪徳リフォーム業者や詐欺の被害にあったという
ニュースが流れることがあります。
高齢者になると、自分が思っている以上に対応力が弱くなり、
心にも隙間ができるものです。
このため、犯罪に巻き込まれて、
大切な老後の資金を失うこともあるのです。
認知症が重くなると、献身的に介護をしてくれていた家族も、
十分な介護ができなくなることもあるでしょう。
「チューブにつながれて命を長らえるだけの状態になるのは嫌だ」
と普段から言っていたとしても、
家族は医者から「延命治療をやめて本当にいいですか」と
何度も念を押されると延命治療に同意してしまうこともあります。
準備がなければ、自分が望まないような状態になる可能性はあるのです。
遺言書やエンディングノートに、
自分の思いを書いておけば回避できることもあるでしょう。
万全を期すのであれば、さらに、
「財産管理等の委任契約書」、「任意後見契約書」、「尊厳死の宣言書」
を公正証書にしておけばよいでしょう。
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