⑧ 自分(被相続人)に何かあってからでは遅い-6
話し合うのは自分一人で難しいのですが、
情報を集めることは一人できます。
では、相続について情報を集めたことが
ある人がどれくらいいるのでしょうか。
「ある」と回答した人は、
20 代、30 代では 20% を切っています。
しかし、40 代でも 32.7%、
50 代でも 36.9%、
60 代以上でも 36.3% に過ぎません。
注文住宅の購入であれば、
「子供が小学校に上がるので、部屋が足りない」、
「住宅ローン減税があるうちに購入したい」
といった具体的に検討すべき理由があることが多いのですが、
相続の場合は具体的に検討すべき理由を見つけにくいので、
相続についての関心が高いにも関わらず、
具体的な行動(話し合いや情報収集)を
先延ばしにしている人が多いのではないかと考えられます。
しかし、相続は
「2.相続は発生してから対応すると後悔する」
で説明しましたように、本当は準備を前もってしないと、
後悔することになってしまうのです。
準備と言ってもいきなり話し合いから始めるのは
得策ではありません。
アンケート結果からも推測できますが、
何の準備もなく家族で話し合いの機会を持ったとしても、
「なんとなく話題になったことがある」程度で
話が終わってしまうからです。
相続で発生する問題を具体的に検討してから、
家族の話し合いの機会を持った方が良いのです。
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