タグ別アーカイブ: 公正役場

法律教室「最近の相続に関する判例・法改正」-5

2.遺言状に指定された相続人の死亡による代襲相続について-2

<解説−2>

一、二審判決によると、
金沢市に土地や建物を所有していた父親が平成4年に死亡し、
不動産の持分を含む全財産について、
母親が平成5年に「長男に相続させる」との遺言を作成したが、

母親が亡くなる3ヶ月前の平成18年に
長男が先に死亡してしまったのです。

そこで長男の兄弟が遺言の効力はないとして、
長男の子3人に対し、
法定相続分に当たる不動産の1/2の権利の確認を求め、
平成20年に提訴していたようです。

3人の上告が棄却され、長女の勝訴が確定しました。

このようなトラブルを回避するため、
遺言者の意思が明確であれば、
遺言書にその趣旨の補充文を入れるのが公証実務のようです。
詳細は公証人と相談してください。

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2.遺言書の作成

父親の「一次相続」では、母親も含めた遺産分割となり、
もめることは少ないのですが、
母親の「二次相続」では、子供だけの遺産分割となるため、
もめることが良くあります。

遺言書は、公正役場で作成する「公正証書遺言」がお勧めです。
原本が公証役場に残り、家庭裁判所の検認が不要だからです。
といっても、公証役場で作成する「公正証書遺言」がお勧めです。
原本が公証役場に残り、家庭裁判所の検認が不要だからです。

といっても、公証役場へ出向く手間や、手数料がかかることで、
なかなか進まないことが良くあります。

遺言書はまずは作ることが重要ですので、自筆で遺言書を作成し、
いずれ公正証書で作成する方法でも良いでしょう。

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