私は旅行に行くといつも
街と自然と不動産
を見るようにしています。
ということで、
今回も、不動産を見ました。
てか、不動産屋さんのやる気の無さ
半端ないです。。。
東京からネットで問い合わせしても
何も返信ありません。
ダイビングショップの人たちは
東京の人並みにITリテラシーもあって
レスも早いし
これなら、お客様対応できるな~
と満足でした。
ということで、
この人たちに紹介していただいた
不動産屋さんに電話してみることに。
明後日から宮古島に行くのです。
将来、東京と半々くらいに住んだり
何かそちらで事業をやっても面白いと
思って、不動産みたいのです。
と言っているのに、
こちらに来て時間があったら
連絡ください。
ということでした。
だから~
行くんだから~~~
行くって言ってるじゃん!!
つまり、物件が何にもないそうです。
欲しい人はいても物件は無い。
そうなんだ~。
と思っていると、
急にネット問い合わせした不動産屋さんから
メールが。
急遽、海一望の物件を見に行くのですが
・・・・・・・・・・・・・・・
イヤハヤ、これで仕事になるって事あるのかな~
と、呆れてしまいました。
高台にある物件は
300坪に建物が3つあって
二つは貸しているそうです。
でも、その賃料はわからないらしいです。
で、価格は1億円だそうです。
どっから、出したの~!?その価格??
多分、建てた時のコストを基準にオーナーは
言っているのだと思うけど、
わずか数年で、外側はボロボロです。
そう、私も海の目の前に親の別荘があったので
如何に海辺の建物が痛むかは良くわかります。
建てるコストも高いけど
維持するのはもっと高いのです。
で、中を見る鍵も用意してらっしゃいませんでした。
(本気で買うつもりの人も、買えない状態ですね)
これは、既に廃墟に向かって一直線なのですから
建てた時のコストより、これをキチンを修繕する費用を
見積もって、オーナーに理解を求めるべきです。
オーナーはわからないのです。
資料は、謄本だけでした。
ぱっと見て、
相続があったこと、
そして、持ち主が東京の人だとわかりました。
おまけに、道路に接する部分の土地が
所有者だけのものでないので、
このままでは、権利関係もきちんとしておらず
商品になっていない状態でした。
というのは、
自分の敷地がちゃんと道路に接していないので
次に、建物を建てられないかもしれないし、
そもそも、どうしてこんな状態で購入したのかも
不明でした。
しかし、この件で
私は、こんなところにも、相続による未解決の
物件があるんだな~
と感慨深いです。
被相続人のお父さんは、この宮古島が好きで
引退したら、ゆっくり暮らすつもりで
この建物を建てたのでしょう。
自分の母屋は大きく。
隣の普通の戸建は、貸して、一部収入に
しようとしたのかしら?
でも、すぐ亡くなってしまった。
問題は、良くわからないまま持っている
娘さんですね。
彼女は、とりあえず固定資産税は
貸している戸建の賃料で支払えているので
そのまま放っておいているのではないでしょうか?
で、土地は広いし
建てた時には高額の建築費だったので、
(多分、インフラ整備費もソートー
かかっていると思います)
東京感覚で
1億円。
とか言っているのだと思います。
こういう間違えは、都心でもよくあります。
たまにしか使わない別荘に1億円支払う人
は、ぼろいものは嫌いです。
修繕しなくてはいけないものは、面倒です。
1億円あったら、他にも良い場所があるはずです。
本当に1億円で売りたかったら、
外装も内装も相当気合いを入れてなおす必要があり
それに数千万円かかります。
ということを、教えてあげないといけませんね。
そして、こういうリゾート物で人が住まないと
普通の民家の何倍も速く劣化してしまうことも。
建てた時の価格は、ものすごい勢いでマイナス
になっており、
ひょっとしたら、売る為の修理をすると
持ち出しになってしまうかもしれないです。
それでも、この状態を続けておくのか?
私たちバブル世代の家には
だいたい、どこの家にも別荘はあります。
家族の思い出
とか
心のよりどころ
等の価値はあっても
市場価値は無いのに
勝手に、価格が高いだろうと錯覚してしまっている
と不幸です。
家族間のいさかいの種になったり
自分の家は金持ちだと錯覚して
子供が働かないようになったりします。
多くの例を見ました。
不動産の怖いところはこういうところです。
売主が一億円っと言ったからと言って
そのまま紹介するのでは、
不動産屋さんとして、
何もプロの仕事していませんね。
というか、
私が、
謄本を受け取った瞬間に指摘できる事くらい
調べてから、
紹介してもらいたかったです。
いや~
リゾートは
なんでも、ユルユルですね!
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