不動産の問題の多くは”共有名義”になっていること。
広い親の土地に兄弟とかが共有で建物立てた場合とか。 建物を区分登記しておけば良いだろう。
くらいにしか思っていなかったんでしょうね。
最初は建物建てる資金を借りるため、 土地と建物に抵当権をつけたんだって。 片方が。
しばらくすると、借りていた事業資金がショートして 建物と土地にも抵当権をつけたらしいの。
もうすぐ競売?
ここまで来るには、何度かアラームが鳴ったはずなのに、 「まさか、ここまでになるとは・・・」
「これから、どうなっちゃうんだろう」
という段になっても、 まだ、現実がお分かりでない様子。
わたしもかなり、性善説の人だけど、 こう言うことって体験しないから、
まさか、まさか、、、、って思いながら、 かといって、誰に相談して良いのかわからず、 時間ばかり経ってしまうのだと感じます。
知らないってコワイ!
相続税対策にと、毎年土地を贈与していらっしゃる方がいらした。
税理士さんと相談してやっているそうです。
で、毎年3人の子供にせっせと110万円分ずつ、登記を移して。
見ると、一つの物件に子供3人とお母さんの名義。 という土地とかアパートとかがいくつもある。
グチャグチャ。
でも、よくみなさんやってるので、気にしないでください。 こう言うアドバイスする税理士さん多いんですよね。
でも、これどっかで整理しないと、全部の不動産が動かないですよ。
知恵をだして、工夫したつもりがマイナスになっている。
今時点の、税金の、という近い視点ではなく、 将来的で、みんなのしあわせを考えた、視野の広いアドバイスが 必要だと思う。
税務も法律も不動産も加味して、 いくつもの視点を知って、 損得だけではない、選択をしてほしい。